 
  
  シーバスパーティー参戦記/新 拓也
96cm/4位を獲得 [Krambit25g]
【ボトムの地形変化を立ち上がりと絡みにくさで攻略】

GOTO9/新 拓也
日本一ヤバイ!?シーバスパーティー

 毎年熊本県で開催される『シーバスパーティー』
シーバスワンデイトーナメントとしては国内最大規模の800人
そして1位はメーターオーバー/入賞も全て90オーバーという
盛り上がりを見せる大会。
今年もこの大会に参戦してきました
人と工事と新規開拓

先述したように毎年700~800名と参加される方が大変多く、ポイント選びに苦労するのは毎度の事ながら、今年は工事で入れないエリアが拡大している事が頭を悩ませる。
移動も困難である事が予想されるため、入った場所で粘り倒す。これに尽きる事から、まずはエリアの絞り込みからスタートした。大会前日の金曜日まで宮城県でバチ抜けのロケを実施していたこともあり、熊本入りを果たしたのは金曜日の夕方。そこからまずは工事箇所を確認し入れない場所は除外する事に。そこからベイトの入り具合を河川の上から下まで、そして別河川と広く探しながら当日入るエリアを絞り込んでいった。コノシロが居るという話は噂程度に聞いていたものの、実際のフィールドでは雰囲気も感じられず捕食音も無し。加えてイナッコが極端に少なく、上流に少し溜まっている程度でこちらも捕食されていなかった。さらに別河川に行くと大量のベイトが入っている。捕食音は聞こえなかったが、コチラに行くか当初の予定通り最初の河川に行くか非常に悩ましい。様々なポイントを回り、結局この日竿を振ったのは30分程。
そして当日
大型のチャンスを信じて、当初予定していた河川へと入った。
ただし、入れる場所は限られるためメインポイントは外してサブながらタイミング、やりようによっては可能性がありそうなポイントを選択。マップ上ではシャローフラットにブレイクが絡む場所。流れの筋が寄ってきたタイミングでは十分に狙える。
ただ当日入って分かった事は航空写真で見ていたよりもかなり遠浅なポイントである事。エルマでシャローに指している魚を探していたが手前に居るのは小型ばかり。狙いを地形変化へと変え、ブレイクや牡蠣瀬、ポケットを探す事に。
そこでクランビット25gへとルアーを変える。
着水後のカウントで1カウント程、大体1m~80cm程と思われる。平均水深はこの程度だという事が分かったがその中でも25gの重量のわりに浮き上がりがよく飛距離を出しながらのトレースが可能。そして細かくボトムタッチさせながら地形変化を探る為にショートリフト&リトリーブ(テンションフォール)を繰り返していくのだが、クランビットの立ち上がりの早さを活かして小さなリフトでしっかりと動かす事が可能。この2点を活かしながら広く地形を探っていくと唯一のポケットを発見する。
およそ1.5m程度のスポット。
ここにショートリフトと巻きによるテンションフォール気味のバイブレーションで流れに乗せながら送り込んでいく。そこでヒットしたのがこの96cmであった。



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