2025.12.26 | FIELD REPORT

メーターオオニベの道のり/椎葉愛華

追い続けた念願のメーターオオニベキャッチまで [Krambit25g]

FIELDSTAFF/椎葉愛華(宮崎県)

釣れないかもしれない・・・それでも通い続けた5年間


もう私には釣れないのかもしれないと思っていた。でも、宮崎サーフには、素敵な仲間がたくさんいる。みんなとても温かい。そしてかっこいい。
誰かが釣ったら、それだけで嬉しかった。
そして憧れた。
私もいつかこうやって写真撮りたいな…
そう思って通い続けた。
約5年…

そして、その日は突然訪れた。

ベイトは薄いが、離岸流からその両サイドのカケアガリ付近でクランビットを投げ続けながら、ベイトの動きを把握し続けていた。
ずっと張り付いていると、夕まずめ、ベイトが動き出す。
ベイトの動きと共に、私も動き出す。
スっと現れた潮目。その中でベイトがザワついている。ベイトの動きは早く、フィッシュイーターがついたと判断。伝わる感覚から、ベイトは大きめのグチだと分かる。
そうなれば、フィッシュイーターはオオニベである可能性が高い。
ベイトのグチをかけないようにボトム付近を探っていると、小型の二べが釣れた。大きめのアタリも!
オオニベとの距離を詰めて行く。

ガンッ‼️

激しい叩きと共に、ドラグが鳴る!
丁寧に慎重にやりとりする。
上がってきたのは…1mの…オオニベ!
夢が叶った!

○クランビットでのオオニベの狙い方

ボトムについたら、軽くロッドを持ち上げてフォールで喰わせるイメージ。2・3回しゃくることで、オオニベにアピールしたり、波の抵抗によって、リフトの幅を調整したりする。捕食しているベイトによっては、巻きの釣りでも反応は得られるが、ベイトのグチが居るレンジがボトム付近であるため、ボトム付近をフワフワさせる、リフト&フォールがオススメ。
手前のカケアガリで喰ってくることも多いため、最後まで気を抜かないことも大事!

クランビット25g
08:ボトムパーリー

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念願のMオーバーキャッチ

おめでとう御座います!!

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